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レッテル 2

第9章 女子高生ハンター


「その後どうなったんですか?」

再び尋ねる金子。

「ひっひぃぃいい!!」

何故か教室を慌てて出ていく橘。

ガタッ―――

金子は立ち上がり、橘が見ていた窓の外を見た。

「あ……。」

センサーが反応する。
そこには朝日桜がいた。
そして、その隣には赤い髪の男。
チラリとこちらを見た。

「ひぃぃいい!!」

思わず金子は後ずさった。
何故なら野獣がそこにいたから。





牙を剥き出しにして。



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