第1章 気づいた気持ち
ネイロside
やっぱり…
馴れない人の前だと
緊張しちゃうなぁ…
この臆病な性格…直したい…(つд;*)
「はぁ……」
これから毎日顔を会わせる人だし
早く馴れないと政務官さ…じゃなくて
ジャーファルさんも困るだろうし…
そう思いながらも私の足は迷わず
ネクの部屋の前で止まった。
ネク、私の無二の家族…。
私の双子の兄だ。
コンコン
「ネイロ…?」
ノックだけで私だとわかるって
心底すごいと思う笑
ガチャ
「ネク、、、」
「どぉした?こんな時間に」
「うぅん…ただネクの顔見たくなっただけ…」
「顔って…鏡見ればいつでも見れるだろ?
俺ら似てるんだし笑」
「ち、違うよ!会いたかったの…!」
「そっか…まあ座れ」
「うん…」