• テキストサイズ

~マギ~ 政務官の異常愛

第1章 気づいた気持ち



そう。
私とあなたが、
始めて会ったあの日…

あの日から
私は…








「こ、こんにちは…今日から、政務官さんの助手…をさせていただくことになりました…ネイロです」

恐る恐る言葉を紡ぐあなたに
私は目を奪われていた。

透き通るような白い肌。
真っ赤に燃えるような紅の髪。
静かで…それでいて
強さを交えたような黒い瞳。

あなたの全てが私を虜にした。


「よろしくおねがいします(ニコッ」


と、いつもの笑顔で挨拶をして
私はその場を去った。


あまりにもあの人に見とれている私に
自分自身が気がついたからだ。

「ネイロ、さん…。」

私の頭の中はもう
あの人でいっぱいだった。
/ 13ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp