第1章 気づいた気持ち
ジャーファルside
私にとってはまだまだ
序の口だが
ネイロさんにとっては
辛かったみたいだ汗
それはそうか…
疲れてクタクタになっている
「ネイロさん」
「はいぃ…」
「…大丈夫ですか…?」
「全然…大丈夫…ですよぉ…?」
「大丈夫じゃないじゃないですか…笑」
心なしか元々白い顔が青い気がする…
「うぅ…」
「少し待っていて下さい、お茶を淹れてきますね」
「いぇ、そんな!それは私の仕事…」
そういってネイロさんは勢いよく立ち上がった。
のだが…
フラッ…
「ネイロさん!!」
グッ!
「ジャ、ファル…さ…」
「大丈夫ですか!?具合が悪いならそう言ってください!!」
「すい、ません…」
「歩けますか…?
「はい…」
ふらついた足取りのネイロさんを
支えながら私のベッドまで歩かせる
そしてネイロさんをベッドに寝かせた
やっぱり初日から過酷すぎたか…