第1章 幼馴染み。
「貴様ら!誰だと思ってるえ!
誇り高き天竜人だえ!」
なーにいってんだか
「ホコリ?あー、ほこりっぽい天竜人?
そんな言われなくても知ってるよー。」
ははは。と笑って見せる。
当然周りは唖然。
海賊たちはたぶんくすくすしてる。
「む、むかつくえ!」
「お兄様!殺しちゃってください!」
ぶさいくめ。
あー、
ひとのこといえないか。
「とりあえず、その子、返してもらうから。」
私は高速に人魚のもとへ走った。
「な、なにが起こってるんだ!?」
「なにって、移動しただけ、でしょ!」
そのことばとともに天竜人が向ける銃口を上に蹴りあげた。