第9章 死神より死神[葬儀屋]
おまけ。
が死んでからすぐ、
シエル・ファントムハイヴ伯爵が
来られた。
「ヒッヒッヒ…
対価は極上の笑いだよォ…
ヒッヒッヒ…」
迫る小生対して
「アバーライン警部。」
と、
そばにいた警部を
有無を言わさず召喚する。
「エェ!?」
可哀想にィ…
って
こいつは、確か…
の店に来ていた
青ざめ刑事。
ヒッヒッヒ…
久々だねェ…
**
「?
今日はあの刑事がきたよォ?
楽しませてもらってね
ヒッヒッヒ…
小生もお金はとらないよ。
君がそうしていたからねェ、
ヒッヒッヒ…
やっぱり、君には、
百合の花がよく似合う。
絶対にその体、腐らせたりしないよォ…」
スヤスヤと棺桶で
永遠の眠りにつく少女に
とりつかれたように
話しかける
死神…
この死神の前に…
彼女の生まれ変わりが
現れるまで、
あと1年…
END