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[R18] 黒執事 (裏短編)

第8章 白い人[アッシュ]







おまけ。








「……とかいって、







結局、さんを







汚したんですよね??」







テーブルを一つ挟んで
鋭い目付きで
にやりと笑うのは







悪魔のセバスチャン・ミカエリス。








「フッフッフッ…








貴方がなぜ、
そんなに、
彼女に興味があるのかは知りませんが…








場合によっては
浄化して差し上げますが?」








「天使が、人間の真似事とは、








呆れます。








あなた方は
無垢であって、残酷です…」








「ほぅ…私が彼女を傷つけると…?」








「今のままでは







致しかねません。」







「…生憎、







私は不浄の汚物どもは
大嫌いですが、








彼女なら不浄でも
大好きですので。」








「愛…ですか??」








「えぇ。







あなた方にはこの感情はないのでは?







フフッ、それでは
失礼しますよ。







これから、
大事なデートですので。」








「そうですか。








死んでください(ニコッ」








「無理です。






私が死んだら、







彼女が悲しみますので。(ニコッ」








(あいつらは







二人でなにを静かに
いがみ合っているのだ…?







声を出していないだけ
不気味だな…)







自分の屋敷の
応接室で
笑顔でにらみあっている二人を見ながら
シエルは思ったのでした。







そして、もまた、







デート前に
そんなやりとりがあったことなど、
知るよしもないのでした。







END









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