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[R18] 黒執事 (裏短編)

第7章 これが恋。[ドルイット]






おまけ。








『もう、悪いことはしないって、







約束して。』







私は彼女に結婚を申し込んだ。







彼女は喜んでくれたが
条件を出してきた。







私はすんなりとその条件をのんだ。







今は彼女との実話をもとにした
小説を書いている。
・チェンバーという名で。







**







ファントム・ハイヴ家







「坊っちゃん…今朝の新聞です。」







「あぁ。








何か面白い記事でもあったか?」








皿に置かれた新聞を
さっととり
セバスチャンに聞くシエル。







「ドルイット子爵が







結婚されたそうですよ。」






そう答えるセバスチャン。






「フン、








どんな物好きが……っ」







シエルが新聞をひろげて
固まった。







「それはもう、







ロンドン一の美女だそうですよ。」








にこりと笑って
紅茶を淹れるセバスチャンに







「っ~~//







別に僕はロンドン一の美女を
目指して女装していたのではない。」







そう、怒鳴る
シエル。







シエルの読んでいた新聞には
大きく二人の写真が写っていた。







「それより、坊っちゃん。







この本をご存じですか?」







怒鳴る主人をものともせず
ばっとシエルの目の前に
本を出すセバスチャン。






「あ、あぁ。







僕はラブストーリーは好きじゃないが、
この話は面白かった。」






落ち着きを取り戻して
椅子に座り直す
シエルに







「これの著者はドルイット子爵…ですよ?」







と言うセバスチャン。







「!!!!!!??」








言葉も出ないシエルであった。








END







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