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scars[進撃の巨人]

第5章 お仕事




ーーーねえ、


暗い、とても暗い
私は今、どこまでも落ちて行っている


ーーーねえ、どうして


頭に声が反響する
聞きなれた、声

私の声


ーーーねえ、どうして君は、生きているの?


途端、私が私の首を閉めた


苦しいーーー
きりきりと、指か首に埋る感覚がする

あぁ、でも、やっと救われるんだ


ーーーどうして、君だけが生きているの?

ーーーどうして、君なんかが生き残ったの?

要らない

君なんか要らない






「…………………い」

「……………おい」


「おい!」
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