第3章 Days to be past
走って。走って、走り続けた。
友達なんて出来たって私の事なんて…!
《気持ち悪い》
っ…!
《私の方があいつより可愛いのに調子のってんじゃねーよ》
《あいつならすぐ騙せそう》
《うわっ、汚い。触るんじゃねーよ。モンスター。》
《あいつなんて大嫌い》
っ…!!!
《死んじまえよ》
苦しい、怖い。
人の心なんて…
化け物の私なんて。
いらない。
孤独は辛い。
だから自分の中から心を追い出して何も感じないようにしてた。
でも。
無理。
一人は、
独りぼっちは嫌だよ…