• テキストサイズ

嵐さんの告白

第5章 松本潤の場合。






 カウンターに座るはずだったのに、私は松本くんのグループにお邪魔してしまった。お友だち2人が明日も仕事だということで、1時間後、解散することになった。








「あ、潤はどうする?」



 松本くんのお友だちがタクシーを呼び止めて、聞いた。



「ん、俺はさん送って帰るわ。」

「あ、松本くん、だいじょ」



 断ろうとした時、松本くんが左手で私の口を軽く押さえた。


「今くらい黙って言うこと聞いてよ。」






 暗闇で薄暗い雰囲気の中、松本くんの男性らしい低い声に酔ってしまったのか、何も言えない私は心の中で「は、はい…」と返事をした。




/ 103ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp