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嵐さんの告白
第1章 大野智の場合。
「大野くん、
一体お店までどうやって来てるの」
「ん?タクシー」
「どうやって一緒に帰ろうと思ったの?
車ないのに」
「ん?歩いて?」
「…ふふ、」
「歩くの好き?」
「うん、好き」
なんて考えたことないけど、2人で歩けるなら好きかもしれない。そんな自分の恋してる!っていう感じに笑いが出た。
あ、1人じゃなかった、と思ってすぐにニヤついた口を押さえ彼の様子を伺う。
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