• テキストサイズ

嵐さんの告白

第1章 大野智の場合。








少しして家のチャイムが鳴る。



「は、はーい!」



扉を開けると「よっ」と笑う彼がいた。



「お疲れ様です。あ、おかえり?…」





自分の家に入ろうとする男性に、この言葉が正しいのかわからない。

初めて言う言葉に、自分でも恥ずかしくて体が熱くなるのがわかった。



「んふふ、照れるなら言うのやめなさい」



彼が「お邪魔します」と言って靴を脱いだ。








/ 103ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp