第2章 鈍感な君を振り向かせる方法 《ハイキュー 影山》
今日も部活の時間がやってきた。
今日も、君はバレーが恋人のようだ。
星楽「皆さーん。休憩に入ってくださーい。」
私がそういうと、みんな休憩に入る。
ただ、休憩に入らないのが…
星楽「影山君ー日向君ー。休憩しないと倒れるよー!」
日向「星楽さんっ!あとちょっとだけやらせてください!」
影山「お願いしますっ!」
この2人は、本当にバレー馬鹿だなぁ。
けど、やっぱりマネージャーとして、体が心配なので…
星楽「ダーメっ!ちゃんと体を休ませなさい!」
そう言い、2人の肩を押して無理矢理、休憩に入らせる。
日向「星楽さん~いつも厳しすぎですよ~!」
星楽「当たり前でしょ?二人とも、ほっといたらいつまでも練習するつもりでしょッ!」
影山「う"っ!…まぁ、その通りです…。」
影山君、ホントに素直過ぎでしょ。
そこで本音を言っちゃうかなぁ?
まあ、そんなところも好きなんだけどね。
影山君は素直だけど、とても不器用だ。
だから、中学時代には“王様”と呼ばれたように孤独になってしまった。
今は、仲間に出会えたから…心からバレーを楽しんでいるみたい。
その姿に、私は心を奪われてしまった。
それからと言うもの、1つ気づいたことがある。
影山君は、超鈍感だと言うことを…………
私は、何回も何回もアタックしてきた。今日だって、
星楽「影山君って、どんな娘が好きなの?」
と、聞いてみたら
影山「一緒にバレーできたら、誰でもいいっす。」
って返ってきた。
これは、そうとう頑張らなくてはいけないみたいだ………。