第8章 幸せな時を君と…《HUNTER×HUNTER フェイタン》
君と初めて会ったのは、いつだったかな?
最初はお互いに全然話さなかったのに、今ではかけがえのない存在に
なっているんだもんね。
確かに君は無口だし、無愛想だからよくわからなかったけど
本当は、少し不器用なだけで…とっても優しいって事に気がついたんだ。
今、隣にいる君は今日も本を読んでいる。
タイトルは……言わないでおこう。
すると、不意に目が合った。
そして君は
フェイタン「何ネ、何か用でもあるか?」
と、聞いてきた。それに私は…
星楽「べつに?ただ…フェイタンの事好きだなーって。」
と、こう答えた。本当の事だからね…
そうすると、フェイタンはだんだんと顔を赤くしていた。
そして、ドクロのマスクで顔を隠しながら
フェイタン「不意打ちネ……」
とボソボソと呟いた。
私は、君…フェイタンの不意打ちに弱いところとか、全部含めて
大好きだ。
私がフェイタンを見ていると、まだ顔が赤いのが可愛くて
クスクスと笑っていると
フェイタン「いつまで笑てるか、いい加減黙るヨ。」
と、不機嫌になって…
私にキスをした。
星楽「なっ!?不意打ち…」
と言って私が赤くなると、フェイタンは満足げに笑い、
フェイタン「今の仕返しネ。」
と、言った。
…この毎日が、幸せだなって思うのは私だけなんだろうか?