第14章 キューピッドの恋 《イナイレ 風丸》
グラウンドでは、もうサッカー部が練習していた。
うわ、部活始まってるなら
手紙とか渡しにくいな...
でも、今日渡すっていっちゃったし...
私は勇気を振り絞って、豪炎寺先輩を呼ぶことにした。
星楽「...あのっ!豪炎寺先輩いますか!?」
と、なかなか大きい声が出たので 一気に注目され
恥ずかしくなり、顔が赤くなっていくのがわかった。
そんな中 風丸さんとも目が合い、ますます恥ずかしくなって
思わず目をそらした。
私の近くにいたマネージャーさんの優しそうな綺麗な人が
木野「あら?もしかして豪炎寺君に告白?」
と言われ、
その場にいたサッカー部の人が豪炎寺先輩を冷やかしていた。
ちょ、違うんですけどね!?
そうか!上級生はキューピットの事 知らないのか!!
そう思い、誤解を解こうとすると
音無「木野先輩!星楽ちゃんはキューピットって呼ばれて
星楽ちゃんがラブレターを渡すと恋が叶うって言われてるんですよ!」
と、春奈ちゃんが代わりに説明してくれた。