第14章 キューピッドの恋 《イナイレ 風丸》
それからというもの、風丸さんは廊下ですれ違う度に
手を振ってくれたり、私に向かってほほえんでくれるようになった。
は、恥ずかしいような嬉しいような…
そんなある日、またもや恋の相談をされた。
女友達からの相談で、放課後、教室に残って話を聞く。
友達「でね、私の好きな人さ…サッカー部なんだけど…」
星楽「えっ」
なぜかわからないけど、心臓がドクドクと音を立てはじめた。
え?なんでこんなにあせってるの?
友達「どうかした?」
星楽「う、ううん!なにも!」
私…なにかおかしい?
こんな事、いままでなかったのに。