第13章 生まれ変わったらまた、君に出会いたい《H×H クラピカ》
星楽「クラピカ達と出会って、ハンター試験とか、ゾルディック家に
行ったときとかも 大変だったけど、楽しかったんだ。…それと同時に
私はどうすればいいかわからなくなった。今までの事に対しての罪悪感が…
日に日に増していくから。」
クラピカの目は緋色のままだけど、なんだか悲しそうな表情をしていた。
星楽「本当、私ってどうすればよかったのかな?何がいけなかった
のかな?どこからやり直せば、クラピカと恋人になれたのかな?」
私はもう抑えられずに、ぼろぼろと涙を流していた。
するとクラピカは、私の胸ぐらから手を離し
クラピカ「星楽…」
と私の名前を呼んでいた。
私はふっと笑って、そっとクラピカに近づき 唇を重ねた。
不意にだったから、クラピカは目を丸くしていて 唇を手で抑えた。
星楽「好きだよ…クラピカ。」
そう言って私はクラピカから距離をとってから
拳銃を取り出し、自分の頭に突き付ける。
クラピカは驚いていて
クラピカ「ま、待ってくれ!星楽!!」
と叫んでいた。
それに対して、私は微笑み
星楽「もし生まれ変わったら、また クラピカに会えるといいな…」
そう言って拳銃の引き金を引いた。
銃声が響いた後、私の名前を叫ぶ声が聞こえた。
クラピカ…ゴメンね。大好きだったよ。
《END》