第13章 生まれ変わったらまた、君に出会いたい《H×H クラピカ》
そして_____今日は8月25日。
あと一週間で約束の9月1日だ。
私は誰もいないアジトで、ずっと考えていた。
クラピカ…私は、あなたの事が大好き。
…だけど、クルタ族を襲ったって言う事実は消えない。
今まで、全然 罪悪感とか感じた事無かった。
むしろ盗みをすることで、私を拾ってくれた旅団に恩返ししてる気分だった
それになんか殺しってスッキリしてたし。
…けど、クラピカを見てわかった。
襲われた側の人たちは、一生 私達への恨みは消えないんだ…って。
そうわかった瞬間、今までの事すべてにとてつもない罪悪感を感じた。
こんな気持ちの今…もう私は殺しなんてできない。
これじゃ、旅団にもいられないな…