第12章 猫系カレシ 《Free! 七瀬 遥》
しかし、本当に時間が止まるワケでもなく____
キーンコーンカーンコーン
と、あっという間に本鈴が鳴っていた。
結局 授業を二人して遅れ、放課後に職員室呼ばれてしまった。
遥君からすれば、早く部活に行きたいだろうに…
なんかごめんなさい…。
そして、長い長い先生の説教がやっと終わった。
遥君は、説教中 ずっとツーンと拗ねているようで
ちょっと可愛かった。
星楽「遥君、早く部活 行きたいよね。こんな事になるなら私がもっと
早く起こせばよかった…ごめんね。」
そう言って遥君に謝ると、遥君は
遥「いや、俺が起きなかったのが悪いから。星楽は謝らないで。
それに俺は泳ぎたいけど、星楽と一緒だから別に…嫌じゃなかった。」
と言ってくれた。
そして、遥君は部活に行ってしまった。
___今日、遥君を観察してて思った事。
急に不機嫌になったり、甘えたり、…猫みたいだってこと!!
つまり、私の彼氏様は猫系カレシだと言う事です!
《END》