第8章 夢の世界へようこそ/仁王雅治&青峰大輝 3/22更新
な、何で!?
どうして!?
何が、おきたの!?
軽くパニックになっちゃいましたね。
さん。これは、アナタが望んだ夢ですよ?
「なあ……構ってくれよ……」
とびっきりの甘い声で、さんに囁きかけると
「っー……!!」
恥ずかしさをあまり、青峰くんの胸に顔をうずめてしまいます。
その反応に、気をよくした青峰くんは、更に追い討ちをかけるように抱きしめ、足をさんの身体に、絡めていきます。
どうしよう?青峰くん……大好きな青峰くんの胸の中にいるんだけど……
しかも、お互いに全裸なんですけど?
「なあ、顔見せてくれよ……」
青峰くんの胸に顔をうずめているさんを強引に引き離し、青峰くんの瞳が、さんを捉えます。
「ふっ……可愛いぜ」
さんの髪の中に手を差し入れて、キスをしていく青峰くん。
軽く開いた瞬間を逃さず、舌を優しく挿入し
ていきます。
青峰くんと、キスしてる……
夢でも、嬉しいよ
腰……砕けそうだよ
「おいおい、俺の事は無視するんか?
寂しくて、泣いちゃうぜよ」
えっ?
今の声……?
その口調は……?
青峰くんから、ゆっくりとさんを引き離し、自分の腕の中に収める銀髪くん。
そう、彼が立海のペテン師こと……