第41章 一周年記念日/忍足謙也
「なんちゅーもん貰ってるんや!!」
「ちゃうよっ! 無理やり持たされたん。
謙也がもじもじしとったら飲ませ、って言われたんやもん」
白石ー!!
何考えてんねん!!!!
薬に頼らんくてもちゃんととエッチくらいできるわいっ!!
(いや、ちょい時間がかかるけどな)
「なあ……なんか変わった?」
「ん?」
なんや言われたら身体の奥から熱くなってきたような?
ムラムラするような?
「謙也……?」
オレを顔を覗き込んでくるの顔を見てるだけで、ぶわあーちゅうか
よくわからんなんかが溢れてくる感じがして
「!!」
「きゃあっ!」
ベットに押し倒して、に跨がり
何度もキスを繰り返してしまってるわ
調子こいておっぱいをむにゅむにゅと揉んでしまっとるし
(めっちゃ、柔かくて気持ちええなあ)
「ちょっー……んっ……けんやぁ……」
(アカン!! もっと優しくせんと)
(そんなん無理っちゅー話や!! ヤりたくてウズウズしとるんや!!)
頭の中では理性と本能が喧嘩中やで
(もちろん勝ったのは本能)
の「ンンっ……」っていう声を聞くとそれだけで頭ん中が真っ白になってもうて抑える事ができへん
「ちょっ! けん……やっ……!」
乱暴に服を乱してパンツに指をかけようとした瞬間
「ぐほっ!!」
みぞおちにの足がきれいに決まった
「ええかげんにしろやっ!!」