第30章 負けず嫌い／跡部景吾　4/25更新

一方の景吾といえば……

「くっ……（このオレさまが手も足もだせないくらい感じてるとはな……）」

そう思いつつも
本気になれば女であるを力でねじ伏せるなんて容易に出来るのであるが

敢えてそうしない

喜んで自分に愛撫をしているに愛おしさを募らせている景吾
それに


「（まっ……たまにはの好きなようにさせてやるか）」


と、上から目線
景吾らしい考え方である

「（それにしてものヤツ……なかなか上手いじゃねーの）」


のくちびるが
景吾の耳を
くちびるを
うなじを



愛していく


「ン……フッ……」

鼻から抜ける景吾の甘い吐息に酔いしれてしまいそうになっていく

「（もっとだよ……もっと乱れて欲しい……）
景吾……どう？」

潤みを帯びたの瞳に内心ドキドキとするものの、それを表面にだす景吾ではないので

「お前の好きにしな……」

の頬に軽くキスをすると体制を入れ替えて自分の上に乗せる景吾

あまい景吾のお許しを貰ったは、更に景吾を愛そうと身体を下の方へとずらしていくのであった