第30章 負けず嫌い/跡部景吾 4/25更新
の首すじに顔を埋める景吾
さらりと髪が揺れ、綺麗な形の耳がの口もと近くに……
「(いっただきまーす)ぱくっ」
「んわっ!?」
耳タブをパクリと口に含むと、身体をビクン!!と跳ねらす景吾
その反応に忍足の言ったコトが本当だったと分かったは、ニヤリと笑ってしまうんですね
「(くすっ……可愛い)」
離れようと試みる景吾ですが……
の耳への攻撃が止まらず、思うように力が入らないようで
「ん……!」
つい、あまい吐息が洩れてしまう景吾
その吐息に気を良くしたは、いつも景吾がしてくれるように
耳タブを舌でなぞったり、甘噛みしたり
「……っ。……やめっ……!」
弱々しくも艶のある声
普段の景吾からは、決して聞けるわけがなく
その艶っぽい声を聴いたは、胸がドキドキ
子宮は、キュンキュン
だって、の太ももには大きくなった景吾のナニが当たっているんですもん
そのナニの大きさと堅さを手のひらで確認するだけで
心の中いっぱいに広がっていく景吾への愛情
それは自然と景吾を愛したいという欲求へと
変わっていく