第28章 可愛い彼女/仁王雅治 4/18更新
「マサぁ。これじゃあ、ご飯の支度が出来ないでしょ?」
「うーん…‥離れたくないんじゃが」
「お腹へったって言ってたじゃない」
「うん、言った」
ちゅっ
首すじに軽くキス
「ん…じゃあ……離してよ?」
「だから、デザートを先に喰べるんじゃよ」
「ふえっ!?」
そのまま、お姫さま抱っこをし、寝室へと移動する
「マサ……お腹へったって?」
「減ってるぞ」
ベッドにを寝かせ、その上から覆い被さる
「不足じゃよ」
俺、今どんな風に微笑んだんだ?
分からんが、は照れ笑いをしている
もう、その笑顔は反則じゃ
「マサぁ……」
鼻にかかった甘い声で俺の名前を呼び、首に絡ませてくる
おまえさんは、知らんじゃろうが
そうされるだけで、俺は泣きそうになるんじゃよ
なんで泣きそうになるんかのう
分からん
ただ、いつまでもの側にいたいと思うんじゃよ
離れたくない
のくちびるを啄むようにキスをしていく
それだけでも、頭のシンが痺れてくるくらい
気持ち良い
更なる快感を求め、舌を絡ませ濃厚なキスをし、胸を揉みほぐしていくと
「ンンっ……」