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テニプリ【誘惑されて……】 R18禁

第23章 手塚国光の憂鬱/手塚国光 4/9更新


いつもの手順でコトを進めていく
キスを交わし、性感帯である耳やうなじを舌や唇で攻めていくと

「ンハア……」

熱い吐息が洩れてくる
服を脱がしていくと白い肌
胸を舌で転がすように愛撫していくと

「アン…ン、ンン……」

次第に俺のナニもいつも通りの半勃ち状態になる

「触ってくれ……」

「えっ…‥?」

戸惑うの右手を取り、ナニを握ってもらう

「普通に愛していると俺はこの状態にしかならない」

驚きと落胆の入り混じった複雑な表情で俺を見つめる

「お前のせいではない。これは、俺の性癖の問題だ」

「性癖……?」

「そうだ。だから、一度だけで構わない。俺の満たされるやり方で愛させてもらえないだろうか?」

不安なのだろう
さっきまで火照っていた肌が冷めていく

「国光くん……1つだけ、聞かせて?」

「なんだ?」

「私のこと……どう思っているの?」

「好きだ」

迷いもなく、照れるわけでもなく
真剣に言葉に出来る


俺は、が好きだ
だからこそ、最後まで愛したい

その気持ちには嘘偽りはない


「私も国光くんが好きだよ……いいよ。国光くんの愛したいやり方で……私を愛して」

さっきまでの不安を払拭したかのように微笑むは、まるで菩薩のようだ

その小さな手の平で、俺の頬を挟み引き寄せられる

重ねられたくちびるから、彼女は、気持ちが痛いほど伝わってきた


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