第22章 弦一郎、女になる/真田弦一郎 4/6更新
「そうだ。これは、貞治と共同開発をした薬の実験だ」
開いた口が塞がらないとは……
この事を言うのか
唖然とする俺を無視し
胸を触る蓮二
「あん……やめんかぁ……」
蓮二の手が……
気持ち良い
妙な声まで出てしまう
「ほう。感じるのか?弦一郎、もっと詳しく説明してくれ」
「こ、断る!!早く、戻してくれ」
「まずは、データを取ってからにしてもらおうか」
またも、開眼しているではないかっ!
「へえ~。面白い事になってるね」
「せ、せ、せいいち!?」
な、何故!?
何故、精市がいるのだ!?
「蓮二から連絡を貰ったんだよ」
「早かったな」
ダース○イダーのテーマ曲が聞こえるぞ
ズンズンと俺に向かって歩いてくる精市
呆気なく壁まで追いつめられてしまったんだが
どうしたらいい?
「本当に胸が膨らんでいるんだ」
精市の愉しそうな笑顔
俺の背中から嫌な汗が噴き出している
「ぺっちゃパイなんだ」
「Aカップだ」
蓮二!
答えるな!!
恥ずかしいっ
手で胸を隠す
「ダメだよ。ちゃんと俺に見せてよ」
「か、勘弁してくれ」
「ほらっ!」
ダン!!
手首を取られ、無理矢理開かされてしまった