第21章 カッピング/白石蔵ノ介 4/5更新
「おっしゃ!!こんなもんやろ?」
うっ……
なんか……
肩が
背中が……
めっちゃ、凄いコトになってると思うのは
私だけやろか?
金縛りにあったみたいに
動けへん
「蔵……動けへん……」
「そのまんま……そうやね……30分くらいはくっつけて置いた方がええな……それよりも……」
「うん?」
「足……マッサージしたるわ」
そう言うと、蔵の手が私の足の裏に……
オイルを塗った手のひらや指でふくらはぎを刺激されると
「んはぁ~……」
「くすっ……声がエロいで?」
「ヤバい……濡れちゃうかも」
「どれどれ?」
冗談トークのつもりだったんだけど
スルスルと蔵の手があぁあ!!
私のお尻をまさぐってくる
「ちょっ! さわんないでよー」
いやらしい手のひらの動きにその気になりそうになるやん
「あー……すまん。オイルついた手ぇで
さわったらベタベタになってしまうな」
「はあ?……んにゃあ!?」
ちょっ!!
パンツ……
パンツの下から直にさわるのは
やめて~なぁ
なんや
ムズムズしてきて……
あかん
「ふわっ!……」
「おっ……。なかなか、えぇ声でてるで?」
からかうような蔵の声
でも、指は私の内ももやら
大事なところにふれてくるんや
そのせいで
キュン キュン
私の中が締め付けられてくるんやわ