第21章 カッピング/白石蔵ノ介 4/5更新
「なんや感じてるんやな」
「言わんといて……!!」
そんなん口にされたら
照れるわ
それよりも
「くらぁ……やめて……ン…ンンっ……ほしいやけど?」
さっきから蔵の指が好き勝手に動きまわって
困るわ
避けようと思っても背中にカッピングを
乗せているせいで
よう動けへんし
だんだんエロい気分になって……
「んはぁ……」
「もその気になってるやろ?」
「ちょっ!!」
「安心しぃ……ちゃんと可愛いがったる」
「ひゃん!!」
お尻を持ち上げられてよつんばの格好をさせられてしもうた
すぐに腰を下ろそうとしたら
あかん
蔵の顔が私の股のところにあるぅう!!
おろせへんよ
そないなコトしたら
……わかるやろ?
「ん!……ふっ……ひゃん!!」
「ぎょうさん溢れてるで?」
蔵の息が
蔵の舌が……
私を刺激して
ただ、ただ
気持ち良くて
「んはっ……ンン……」
声が洩れだすし、腰が疼いて……
お腹の奥が勝手に締め付けてくるんやけど
蔵の指が……
「あ……ゃん……」
私の中に入ってきて
入り口付近を攻めてくるんや
もう……
アカン
「堪忍してぇなぁ……」
蔵にぎゅっと抱きしめてもらいたい