第20章 幸せな人生をありがとう/真田弦一郎4/4更新
小さな声ではあったが、その声は弦一郎の胸にしっかりと届き
暖かいモノに包まれた弦一郎は、その想いとともにのくちびるに重ねていく
何度となく唇を重ね、時には舌を絡ませあい
「ん……んふ……」
洩れる吐息を耳にし、愛撫を重ねていく
弦一郎に愛される喜びを全身で受け止めていくの色っぽさ
めまいをおこしたのかと勘違いするほど
頭の芯が、クラクラする
浴衣の紐を引っ張ると白い肌とふっくらとした胸が現れ、優しくふれると
「恥ずかしい……」
と身体をくねらせる
「お前のすべてを愛したい」
耳もとで優しく囁き、自然の流れにのって
の体を愛していく
不器用ながらも愛情たっぷりの愛撫に
「はぁん……」
軽く開いたの口からは、甘い声が止まらない
甘い声に誘われるように、弦一郎の舌はの全身を愛していく
そして弦一郎を受け止める場所に慎重に指を挿入し、の様子を伺う
「痛くはないのか?」
「ンハ…だいじょうぶ……気持ち…ハア…良いよ」
潤んだ瞳で弦一郎を見つめる
「そうか……それは良かった」
安心したように笑う弦一郎にの胸……いや子宮までもが、キュンとする