第20章 幸せな人生をありがとう/真田弦一郎4/4更新
中学、高校、大学と一緒に過ごし、社会人となった弦一郎は、生涯の伴侶としてにプロポーズをし、2人は今日
結婚式をあげることに
白無垢に綿帽子姿のに感動し、目頭が熱くなる弦一郎
そんな弦一郎に幸村と柳が新婚初夜の心構えを伝授しにくる
「いいかい?初めては、かなり痛いんだからね?優しくしてあげるんだよ?」
「わかっておる。案ずるな、精市」
「心配だなあ。俺、見張ってようかな?」
「むっ……それは、断る」
真面目に応える弦一郎に笑いながら
「やだなあ。冗談に決まってるじゃないか」
「精市の冗談の確率は、0%だ」
「なんだと!?」
「ふっ。冗談だ」
「今のは、笑えんぞ。蓮二……」
弦一郎の緊張を少しでも、ほぐしてあげようとした柳であった