第2章 真田とおもちゃと私/真田 幸村 3/16更新
解き放たれた真田は、大きく反り返り先端部は濡れてる。
指で、先端部からなぞっていくと
「や、やめてくれ……」
何時もと違う…懇願する声音に、ヒビの入った理性が、崩れていく。
「ほら?ヤッちゃいなよ」
よつんばになっている私の胸を揉み、背中に舌を這わせる幸村の声に、私の奥から芽生えた感情の意味を理解した。
私……真田をめちゃくちゃにしたい……
誘われるように、真田を口に含んでいくと
「ふっ……(何だ?この感触は……。暖かく、包み込まれ……気持ち良いとは)」
鼻から抜ける真田の声が、私を煽っていく。
「こっちにも集中しないと、駄目だろ?」
冷たく響く幸村の声
「ん!?……っ…ん……!」
オモチャのスピードが、上がり私の中で暴れまわる。
夢中になって、真田を口の中で締め上げてしまう。
そして、私もオモチャを飲み込むように、締め上げてしまう
私の鼻から漏れる息と、真田の喘ぎ声。
そして、低く鳴り響くオモチャの音が、静かな部室に響き渡る。
「(俺は、一体なにをされているのだ?
わからぬ。が、しかし……。頭が、痺れるくらい、気持ちが良いのだが……)」
「弦一郎。目隠しを取ってあげるよ。自分の目で、確認してごらん?」
「うん……?なっ…(こ、これは……?何故、の頭が、俺の股間に?)」