第2章 真田とおもちゃと私/真田 幸村 3/16更新
「やだなぁ。こんなに腰振っちゃってさ……俺の指じゃ、物足りないみたいだね」
え……いや……そうじゃなくて……違う…違う……けど……私の意志に反して……勝手に……
「まったく……しょうがない子だね」
私の口から、オモチャを引き抜きようやっと、息が楽に吸える…
「ふわっ……!?」
な、何なの……?
この、感覚……
オモチャが、私の中で動きまわる。
「あっ…はっ…はっ……ふ…」
自分で、自分の事がとめられない
自然に声が漏れだして……
子宮が、きゅんきゅん締まりだす。
「ふふ。本当に淫乱だよね、はさ」
幸村の責めるような口調が、更に私を興奮させる。
「。弦一郎も、興奮しているよ」
いつの間にか、手錠を外れていて自由になった右手で、真田の股間を握らされた。
あっ、大きい……
反射的にキュッと力を入れてると
「うっ……」
真田から、漏れる声が妙に色っぽくて…
胸の奥から何かわからない感情が、湧いてくるんだけど……
「や……やめんか……」
絞りだす真田の声に、私の理性にヒビが入っていく。
「ほら、何してるんだい?。ちゃんと、弦一郎を可愛いがってあげないと」
悪魔の囁き……違う、魔王の囁き
導かれるように、私は真田のジャージと下着を一気に下げる。(良かった。トランクスで……ふんどしだったら、どうしようと思ったのは、内緒)