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テニプリ【誘惑されて……】 R18禁

第2章 真田とおもちゃと私/真田 幸村 3/16更新


「これってさ……」

初めてみる……

いわゆる、大人のオモチャ。

興味深々で、触ったりしていたら

「うわっ!」

いきなり、妙な機械音と共に変な動きを始める。

「ばっ!莫迦モン!何をしているのだ!?」

顔を真っ赤にし、止めようとする真田の慌てっぷりが、面白くて……つい、イタズラ心が……

「真田に……使ってあげようか?」

真田の目の前に、オモチャを突きつけ微笑んでみると

「なっ…なにを……た、たわけたこと……」

私とオモチャから、視線を逸らそうと必死に目を動かすけど、気になるらしく、チラチラと視線が戻ってくる。

面白すぎ

「ねぇ?……真田ぁ」

甘ったるい声を出しながら、にじり寄ると、後ずさる真田。
見事なまで顔全体を赤く染めあげ、大量の汗が、滝のように流れ落ちていく。

こんなに慌てる真田って……
超、レア物

調子にのって、真田を追い詰めていくと

「ふぎゃ!?」

「うわっ!?」

転がっている何かに、足を取られそのまま、真田を押し倒してしまった。

流石に、これは……ヤバいよね。

いくら、へたれ真田とはいえ一応、男だし。私の右手には、今も妖しい動きをするオモチャ

「ごめん……」

謝りつつ、身体を離そうとした瞬間

「へぇ……。随分と愉しそうに遊んでいるね。俺も混ぜてくれないかな?」


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