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【黒子のバスケ】オマエが欲しい

第13章 私立誠凛高等学校



「おい、さっきからキセキの世代ばっか
言ってるけどよ、なんなんだそれは」

「彼らはもしかしたらそんなことは
望んでなかったかもしれない…」

炎髮の男の子にそんなことを呟いてしまった。

「は?」

「あ、ごめんなさいっ…」

才能が開きすぎて
大好きなバスケも相手がいないから
楽しくない。

大好きなことができなくなるって
どれだけ悲惨なんだろう。

そんなことを考えていると
少し寂しくなった。

「いや謝んなくても…」

「ありがとう」

「…っ、おう…」

でももうそんなことは思わせない。

見つけた。

テツくんの影に相対する光。

「改めましてよろしくね
えっと、名前教えて?」

「あ?俺か?
火神…火神大我。」

「火神くん、これから
一緒に頑張ろうね!」

「俺はお遊びでバスケしてねぇ
もっと血が沸騰するような勝負がしてぇ」

差し出した手を無視された。

でも…なんだかうずうずしてきた…。

大輝…私は今日から誠凛高校で
日本一を目指す。
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