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【黒子のバスケ】オマエが欲しい

第9章 渡さねぇよ


涼音と俺が
付き合うようになってからも
涼音と赤司は仲がいい。

涼音は俺のことが好きだと
わかっていても妬けてしまう。

あー、もー、
俺、どーしよーもなく
あいつに惚れちまったんだなって
そんとき思ったわ。

まぁ、こんなこと一生
涼音には言わねぇけど

こんな恥ずかしいこといえっかよ。

「大輝!お疲れ様!」

手渡しでくれるドリンク。

「のわ!?」

ぼーっとこんなことを考えていたら
急にでてきたもんだから
俺はびっくりした。

「なんで、そんなびっくりするの?」

「いやてめぇはテツかよ!」

「なんですか、そこで僕に
例えるのやめてください」

本家テツ。
いやマジ一瞬だけテツに思えたわ。

そんなこともある帝光中バスケ部。
俺はここが好きで、
何よりバスケが好きだ。






…そんなはずだった。
あの日までは。
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