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【黒子のバスケ】オマエが欲しい
第8章 最初で最後の楽しい思い出
「そろそろ日もくれてきたし
みんな、帰る準備だ」
「おい、赤司」
「ん?」
みんなに指示を出した赤司くんに
大輝はなにやら用があるみたいだ。
「あと少しだけこいつと一緒に
いていいか。すぐ戻るからよ」
え!?私!?
大輝は背後から私の両肩を
ぽんっとたたき、
赤司くんに向き合うようにした。
「…おい、お前もなんか言え」
ひそひそと耳元で私に指示する大輝。
…っ、こうなったら…
「赤司くん、私からもお願い」
そう言って私は赤司くんに
頭を下げた。
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