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【黒子のバスケ】オマエが欲しい
第8章 最初で最後の楽しい思い出
赤司side
「うわ!」
「えへへー」
「おかえしだ」
「きゃー!」
そう俺たちは海に少しずつ
慣れていこうと海水をかけあっていた。
「赤司くん、楽しい?」
「ああ、涼音が
そばにいるだけで俺は充分だ 」
本音を言うと涼音は
頬を少し染め、目線を逸らした。
驚いているのだろう。
でも俺は本気だ。
「そんなの堂々といわないでよー…」
少し困った顔をする彼女。
もっと困らせたいと思うのは
いけないことなのだろうか。
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