第9章 図書館//黒子
「ん…あ、ごめん、寝ちゃってた…」
黒「あ、真奈美さん起きましたか」
「…あっ…私、黒子くんに寄りかかってた?…ごめんね」
黒「いえ。むしろ嬉しかったので」
「え?」
黒「真奈美さん、ちょっと耳貸してください。図書館では話しにくいので」
「うん、どうしたの?」
黒「…好きです。僕の彼女になってください」
「?!!?」
黒「しーッ!大きな声はダメですよ…。返事を教えてください」
「…じゃぁ、黒子くんも耳貸して」
黒「はい」
「…私も、好きです」
黒「…!本当ですか?」
「う、うん」
黒「…じゃぁ、手を繋いでもいいですか?」
「え…う、うん」
黒「真奈美さんの手、温かいですね」
「黒子くんの手が冷たすぎなんだよ」
黒「…図書館出ましょう」
「え?」
黒「真奈美さんと手を繋いで、外を歩きたいです」
「…ふふ、いいよ」
黒「…真奈美さんの笑顔が、本当に好きです。さぁ、行きましょう」
おわり
黒子くん、とても難しい…!