第8章 ヒーロー//氷室夢
おまけ。
初めて真奈美の家にお呼ばれし、一緒にご飯を食べた日のこと。
「ごちそうさま。とても美味しかったよ」
「ほんと?良かった。氷室さんにはいくらお礼しても足りないくらいだから、何でも言ってね」
「じゃぁ俺からのお願い事言ってもいい?」
「うん、私に出来ることなら」
「じゃぁ一つ目。氷室さんじゃなくて名前で呼んで」
「た…辰也…さん?」
「二つ目。片付けは後でいいから、とりあえずこっちに来て隣に座って」
「う、うん」
「三つ目。…目を閉じて」
「…わかった…」
《チュッ》
「!!!!???」
「そんなウブな反応するなよ…押し倒したくなるだろ」
「…!!!!!」
「クスッ…まぁゆっくりでいいよ。でも最終的には、真奈美の全部をもらうつもりだから」
「!?!?!?」
「覚悟しておいてね」
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氷室さん…口調がやっぱりむずかしい(´・_・`)
でも、クサイ台詞を言えちゃうのも、氷室さんならでは…笑。
でも片思い→両思いオチが多い気が…。
レパートリーを増やしていきたいです(´・_・`)