第8章 レッドくんポケモン泥棒!?事件
夕方“トキワシティ”
ピンクSide
『あれ? あの子って確か……』
お父さんの研究所の子 …だよね?
オーキド「よーし、いい子だ。」
赤「それっ!」
ボン!
赤「よっしゃあ!」
ん? お父さんと……レッドくん?
『お父さん!レッドくん!どうしたの?』
オーキド「おお!ピンクか、今朝ぶりじゃの。
この悪ガキがわしのポケモンを逃したんじゃよ。」
だから見覚えのある子がいたのね……
赤「いや、あれはわざとじゃない!
博士にビックリして…」
『それで…あと何匹?』
オーキド「あと1匹じゃな。
しかし…追いかけているうちにトキワシティまで来てしまうとは…。
老体にはこたえるわい。」
『どの子?』
赤「フシギダネですよね。」
オーキド「そうじゃが…。」
『あ~、あの子は…。』
赤「あーー!いた!!」
ダッ
『あっ!?』
赤「あの建物に入ったぞ!
それっ。」
ん?あそこって…
トキワシティのジムだよね…。
閉鎖中だけど入っていいのかな?
……あれ?
レッドくんたち入っちゃった?
とりあえず追いかけないと…
あっ!見つけた!
赤「……おなかへってんのか?」
へぇ…あの怖がりくんがあそこまで懐くなんて……
メリ…
赤オーキド「「『!?」」』
やばっ!
オーキド「野生の…、
怪力ポケモン、ゴーリキー!!」
ドドドドド…
赤「わぁ!!」
『危ない!行くよリティ!』
カチ☆
『“つばさでうつ”!』
バシ!
『レッドくん!フシギダネ!逃げて!
お父さんも!!』
ダメだ。あのゴーリキーの狙いはレッドくんだ
もう間にあわない!
シュルルルル… ビシ!
赤「ス、スゲェ!!は、博士、
このフシギダネの攻撃は!?」
『無理だよ、レッドくん…
お父さん、気を失っちゃってるから…』
だって泡拭いて倒れてるんだもん…