第7章 P-Pでそろそろかな?
それは、、、
巷で言う平和組の四人で飲みに行った日のことでした…
つわ「P-Pまだ結婚しねぇの?」
P-P「え…?」
いつもはくだらない話ばっかなのにつわはすくんが急にこんな事言い出すもんだから、他二人もそれに乗っかって面倒なことになった。
レト「そうじゃんしないの?」
キヨ「つか女いたの?」
レトさんに関しては何も無いけど、次の奴…彼女の有無を問うのは構わないけど人の彼女を女呼ばわりとは、お酒が入ってるといえど許さないぞ。
P-P「結婚…ねぇ…」
そんなこと聞かれても…
正直な話まだ実感なんて全然湧いて来ない。
P-P「君らはどうなの…?」
僕に訊くくらいなんだから、考えたりはしてんでしょ。
キヨ「ない」
君だけなんでそんな食い気味なの…
つわ「…うーん、今はない」
レト「忙しいからね、何かと」
ま、そうだよね。みんな僕と同じような感じかな。
キヨ「ねぇ、写メ無いの?」
つわ「そういえば俺も見たことない」
レト「かわいい?」
どうしちゃったんだよ、あんたら。いつもはそんな興味示さないくせに。
P-P「…そりゃ、僕から見れば可愛いけど」
レト「見して見してー」
P-P「えー、ほんとに見せんの?」
彼女に自信が無いから見せられないとかじゃなくて、ただただ恥ずかしいんですけど。
つわ「早くしろよこのやろおぉ!!」
キヨ「とろとろしてんじゃねぇよ!!」
個室だけど静かにしなさい!なんなんだよもう。
P-P「…あったかな」
フォルダをスクロールしまくって、ようやく見つけたのは一枚だけのツーショット。あの子はもともと写真が好きじゃないから、お願いしてやっと撮らせてくれた一枚。