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花より男子 〜つくしの従姉妹の物語〜

第12章 F3


花より男子 32

道「全然違うじゃねえか。
どうしてくれんだよ!!」

道明寺の家で西門さんと美作さんを前に道明寺が吠える。

西「あれ?おっかしいなぁ。
そこまで許してたらなあ。
普通はイケると思ったんだけどな。
なあ、あきら。」
美「ああ、一気にフルコンプできるはずだけどな。
ってか俺はいつも大丈夫だった。」
西「俺も。」

美「嫌だ、やめて、って言ってても女は内心喜んでるもんなんだけどな。
もっともっと、って意味だよな。
少なくとも俺はそうだった。
拒まれたことないぜ?」
西「俺も。」

道「お前らがクラブで声かけて、すぐついてくるような尻軽女を基準にすんじゃねえよ!!!」
西「ま、こういうことは個人差があるからな。」
美「そうだな。通販のサプリみたいなもんだよ。」

道「なに今更訳のわかんねえこと言ってんだよ。
もう屋上に来ないって言われたんだぞ。
ってか俺はすっかりその気になってたのに放っとかれたんだぜ?!
おさまるまでずっと屋上にいたんだぜ!!」

西「行き場のない性欲かあ。
司、お気の毒だったね。
普通にさっきまでの陽南ちゃんオカズにヌケばよかっただろ。」
道「んなこと外でできっかよ!
俺は猿じゃねーんだよ!」
美「猿ってか野獣そのままだろうが。」

道明寺に殴られ吹っ飛ぶ美作。

美「痛った…。
まあ、失敗は成功のもとっていうからさ。
今度は陽南ちゃんの様子をよく観察して頑張れ。
一度に決めようと思うな。
当たって何度も砕けろ。
少しずつ経験値貯めろ。」

道「RPGじゃねーんだよ!
簡単にリセットして済む問題じゃねーだろうがよ!!!」

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