第9章 少し先【R18】
司「陽南…俺…俺…」
そう言って司の唇が私の唇に重なる。
触れるだけじゃない。
司の舌が入り込んでくる。
司の舌が私の舌と絡み合う。
私の歯をなぞるように動く。
私も司の舌と絡めるように応える。
陽「ん、んんっ…」
今までになく熱く激しいキスが続いた。
司の手にも力が入ってるみたい。
ぎゅっと肩を掴まれてて身動きできない。
しばらくして司の唇は私の唇から離れた。
上気した司からかすれるような声が漏れる。
司「お前の親には心配かけたくねえからな。
なるべくわからないようにするからさ。」
陽「司…。どうするの?」
司「いいから、俺に任せろって。」
陽「うん、わかった…。」
私の目はもうトロンとしてるのが自分でもわかる。
さっきの司のキスで体中がしびれるような感覚に襲われていた。
司の唇は私の首筋、耳を優しく這っている。
陽「あん、司、くすぐったい…。」
司「あんまりかわいい声出さねえでくれよ。
抑えがきかなくなりそうだ。」
司の手は私のワンピースの背中のファスナーをおろしている。
両袖を脱がされ上半身だけが露わになった。
そして司はソファの上に私を優しく押し倒す。
肩からキャミをずらされブラだけになる。
自分の恥ずかしい状況に気づき思わず両手で胸を隠してしまう。