第6章 お試し
付き合ってみようということになってること。
そして2回浜辺で道明寺さんと2人で話したことも打ち明けた。
そして道明寺さんから一度キスされたことも。
つ「驚いた。陽南と道明寺はそんなことになってたんだ。
まあ、あの道明寺を止めた陽南だからこのまま終わることはないかなとは思ってたけど。
早かったね。そこにびっくり」
陽「自分でもびっくりなんだ。
ていうか道明寺さんが性急すぎるというか。」
つ「それが道明寺のいいとこでもあるんだよね。
裏表が全くない。
陽南が彼女になってくれたら私も安心できるんだけどな。」
陽「うーんでも、あの猛獣っぷりを見てると少し怖いんだよね。」
つ「うん、そこは気をつけたほうがいいと思うけど。
たぶん陽南なら大丈夫じゃないかな。
でもなんで黙ってるの?
道明寺が黙ってない気がする。」
陽「そうなの?だって正式に付き合ってるわけじゃないし、友達からって事にしたし。」
つ「道明寺の性格からいうと嬉しくて仕方ないはずだけどな。
もう西門さんや美作さんには言ってるんじゃない?」
陽「まあ、道明寺さんから言うのなら止められないけど。そういえばそうかもね」
つ「そうだよ。」
陽「だよねえ。私たちも静かに見守られたいんだけどな…。」
つ「あはは。無理無理。」