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厄介な天帝さん
第8章 8話
それから数日後、今日は雨だった。
憂鬱な天気は何かを知らせる前兆か雨は止む気配がなかった。
私は赤司と久々に登校でき、浮かれ気分でいた。
そんな私の横にいた彼は何となく顔色が悪かった。
私はそれに余り気にせず彼と手を繋いでいつものように登校した。
それが私の中学生最後のデートのようなものだったのかもしれない。
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