第5章 将来の花と太陽
「キャア!!!」
噛まれる!!!
桜はそう思った。
そして目をつぶろうとした時だった。
コ「キィィィィ!!!!」
ビュォォォォォ!!!!
............ピキン!
「...え?」
桜の目の前の虚は凍っていた。
「...コハク?」
コ「キィ♪」
そう。
今のはコハクの吐き出した息が吹雪のように冷たくて。
それで虚は凍った。
コハクの口からは吹雪がふいた。
「...すごい。」
コ「キィ?」
「ありがとう コハク!!!」
そしてまた頭をくっつける。
『そう言ってもらえて嬉しい。
もしかしたら嫌われるかと思って...。』
「そんなわけないじゃん!!
コハクのおかげで助かった!!!」
『他にもいろいろできるんだ。
結構 戦闘でも役に立つでしょ?』
「うんっ!!コハクすごい!!
また これからもよろしくね?」
『あたりまえ。』
「コハク大好き!!!」
桜の相棒の新たな能力が発見された。