第18章 蝶の奪還episode1
一護「くそっ!!!」
左には織姫と石田。
右には桜。
どちらに手を伸ばせばいいのか。
そんなの決まってる。
たった1人のアイツに手を伸ばす。
石田と井上は2人。
アイツらなら大丈夫だ。
一護はそう思い、桜を見る。
しかし………………
「一護……」
桜は微笑んで首を振った。
一護は目を見開く。
もう桜の所には大きな風が来ていた。
一護「桜!」
一護は手を伸ばす。
そんな一護に桜は…………
「あたしなら大丈夫。またね。」
そう言って微笑んだ。
その瞬間、桜の体は大きく飛ばされていく。
一護「桜ーーーーー!!!!!」
飛ばされていく桜を見ている事しか出来ない。
俺が護るって約束したのにっ!!!
一護は反対側を見る。
そこには手を伸ばす織姫が。
一護「井上!!!」
織姫「黒崎くん!!!」
お互いが手を伸ばす。
その瞬間、一際大きな光が放たれた。
その光の下にいたのは…………
更木「くそっ、アイツら5つに別れやがった!
どいつだ…………どいつが1番強えんだ!?」
嬉しそうな顔をした更木剣八だった。