第2章 成長する種
白「私は桜が強くなるのが恐ろしい。
これ以上強くなるのも怖いがそれ以上に
桜が大きな任務を任されて危険な目にあうのがいちばん恐ろしいのだ。」
今 白哉のにとって桜はいないといけない存在。
桜の影に 亡き妻 緋真を思っている。
そして桜はまだ幼い。
更「男になれて欲しいんだったら十一番隊が
預かってやってもいいぜ?」
その言葉に白哉は迷った。
十一番隊に預ける。
自分がいなくても普通に男と接することができるようになるのは大事なこと。
それは白哉もわかっていた。
でも 自分だけしか頼れる相手がいない。
その桜の状況に白哉は優越感を覚えていた。
だが、桜のため。
白「そうだな。これから1ヶ月桜を
十一番隊に預ける。
……更木 よろしく頼む。」
更「あぁ。まかせとけ。」
こうして 桜の男嫌いを治す計画が進んでいた。
そして この計画がのちに桜の幸せの歯車を壊すことになるとは まだ誰も知らなかった。