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Flower story 《 BLEACH 》

第12章 芽生えた新しい種


茶「..............。」


何も言わずに茶渡が桜をかばうように立つ。


「チャドくん.........?」


虚「出てきたなデカイの!!
お前にはコイツでどうだ?」


そして虚の後ろから出てきたのはあのインコの鳥かご。

インコは言う。


イ「ゴメン オジチャン
ツカマッチャッタヨ.........。」


茶「!!!」


虚が見えていない茶渡でも状況は理解した。

そして鳥かごにはあの小さな虚。


虚「おい 女。」


「...な、に......よ。 」


虚「俺から逃げ回れ。俺が楽しめるようになぁ!!!
アンタだけを狩れるようになぁ!!」


ル「ふざけるなっ!!!私が代わりに...」


「...ル、キア。...大丈夫。」


ル「ダメだ桜!!お前はケガをしているではないか!!!」


虚「だったら2人とも逃げろ!!
両方 狩ってやるよ!!!」


そして虚は小さな虚を投げてくる。

それが合図だったかのように2人は走り出す。

何も言わなくてもわかるのか2人はそれぞれ違う方向に走っていった。


◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌


ル「くっ!!!」


ルキアの後ろには何10体という小さな虚。

そいつらがどんどん自身の中のヒルを吐き出してルキアを狙う。

両側から虚が来る。


ダンッ!!!!


ルキアは綺麗にジャンプしてそれをかわす。

しかしジャンプしたところにもう一体。


ル「うっ!!!」


ルキアはヒルをかぶってしまう。


虚「ほら、かぶったなぁ!!!」


キィィィィィン!!!


バンッ!!!


ル「............。」


ルキアは血まみれになりながら走る。

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